Mobiling & Social Strategy ~安全・安心な高齢社会の実現に向けて~

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私たちの想い

世界に先駆けて少子高齢化が進む日本では、年々医療費が増大し国民負担の限界に近づきつつあります。現時点においても従来のような収容型の医療の維持は困難となっており、今後在宅における療養を拡大せざるを得ない状況となっています。
にもかかわらず、核家族化が進む現代においては、親族が在宅療養者を見守る環境すらも失われつつあります。私たちやこれからの時代を生きる日本人は、はたして安心して在宅で終末を迎えることができるのでしょうか。国や多くの識者がこの問題に対して警鐘をならす中、解決への明確なロードマップは社会に示されていません。

私は、人生の大半をNTTグループの一員として通信インフラの普及と安定稼働に努めてまいりました。それらは人と人の心をつなぎ、離れて暮らす現代人にとって文字通りの『心のかけ橋』になったと感じています。
しかし一方で、通信が犯罪に活用されるニュースを目の当たりにすることも増え、「もっと通信は社会のお役に立てるはずである!」という思いは強くなる一方でした。
NTTドコモを退職後、モバイル社会戦略研究所を立ち上げたのはそんな思いからでした。

創業間もなく、私は大病を患い臨死体験をしました。奇跡的に回復し、いつもの生活を取り戻すことができました。80歳を超える姉の介護にも以前同様に戻りました。そのようなある日、ふと胸をコツンと打つものがありました。自分自身が看病をされ、心配をされる経験と、姉を介護し心配する経験。なんという大きな不安をかかえて高齢者は生きているのだろうと。そして、この体験を話すたびに「実は私も・・・」と、同じ悩みを持つ方々が非常にたくさんいるのだということを知りました。

「離れて生活する高齢の親族に
思い煩う人のなんと多いことだろうか」

「こんなにも心細い思いで死の訪れにおびえて
人は生きねばならないのか」

大病から奇跡的に救われた私のこれからの人生を、不安をかかえて生きる高齢者のために注ぎたい。それはいつか使命感に変わっていました。

柿原英人いつも誰かに見守られている安心感を
社会に提供したい

そしてNTT時代にお世話になった企業や知人に私の思いの限りを伝えてまわり、たくさんの協力を得ることができました。試行錯誤の末、誕生したのが当社の遠隔見守りシステムです。家庭や地域によって課題の形はさまざまですが、できる限りの柔軟な発想と体制をもってこの仕組みを広げていく所存です。

株式会社モバイル社会戦略研究所
代表取締役社長
柿原英人

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